2023.11.25
【jQuery】基本① jQueryの読み込み

44833によるPixabayからの画像

はじめに

jQueryは以下3つの手順で使うことができます。

手順1.jQuery本体の読み込み

手順2.jsファイルを作成して読み込む

手順3.jsファイルに好きなコードを書く!

 

それではさっそく、手順の紹介です。

手順1.jQuery本体の読み込み

jQuery本体の読み込み方法は「ダウンロードする」「CDNで読み込む」の2つがありますが、今回は簡単に導入できる「CDNで読み込む」方法を使います。

jQueryは<head>タグ内で読み込みます

<html>
    <head>

        <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.7.1.slim.min.js" integrity="sha256-kmHvs0B+OpCW5GVHUNjv9rOmY0IvSIRcf7zGUDTDQM8=" crossorigin="anonymous"></script>

    </head>
    <body>

    </body>
</html>

 

なお、今回は現時点での最新バージョン3.7.1を読み込みましたが、以下リンク先でバージョン一覧を確認できます。

https://releases.jquery.com/jquery/

 

上記リンク先では以下画像のように、各バージョンに対して、uncompressed、minified、slim、minifiedのような種類があります。

どれかをクリックすると、htmlに埋め込むためのscriptタグが表示されます。

そして、これらの違いは以下の通りです。

uncompressed通常版
minified「通常版」の機能そのままにファイルサイズを小さくしたもの
slim「通常版」から一部の機能を省きファイルサイズを小さくしたもの
slim minified「slim」の機能そのままにファイルサイズを小さくしたもの

どれを使うか迷ったら「minified」を使うと良いです。

 

※「uncompressed ⇒ minified」「slim ⇒ slim minified」はコードを見比べるとわかりますが、インデント削除、変数名の短縮などによりファイルサイズが圧縮されています。

手順2.jsファイルを作成して読み込む

jQuery本体を読み込んだら、次は自分の書きたいコードを書き込むためのファイルを作成して、読み込みます。

今回は「sample.js」とう名前でファイルを作成して読み込みます。

<html>
    <head>


        <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.7.1.slim.min.js" integrity="sha256-kmHvs0B+OpCW5GVHUNjv9rOmY0IvSIRcf7zGUDTDQM8=" crossorigin="anonymous"></script>
        <script src="sample.js"></script>
    </head>
    <body>

    </body>
</html>

なお、必ずjqueryより下で読み込みます

手順3.jsファイルに好きなコードを書く!

最後に「手順2.」で作成したファイルに以下を書き込みます。

$(document).ready(function(){   //⇐HTMLを全て読み込んだ後に実行させる記述
    ~~ここにjQueryのコードを書く~~
})

これでjQueryを使うための準備ができました。

jQueryを使ってみる

最後にちょっとだけjQueryを使ってみます。

 

以下の様に「html」と「sample.js」を書いて、ブラウザの表示を確認してください。

■HTML

<html>
    <head>

        <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.7.1.slim.min.js" integrity="sha256-kmHvs0B+OpCW5GVHUNjv9rOmY0IvSIRcf7zGUDTDQM8=" crossorigin="anonymous"></script>
        <script src="sample.js"></script>
    </head>
    <body>
        <h2 id="target">jQueryの動作確認!</h2>
    </body>
</html>

■sample.js

$(document).ready(function(){
    $("#target").css({'color': "blue"});
      //↑idで要素を取得し、cssを書き換える  
})

 

以下の様に表示されたら成功です。

今回はこれで以上です。