2023.11.15
【JavaScript】基礎②(演算子、関数、分岐、ループなど)

UnsplashArtem Sapeginが撮影した写真

はじめに

JavaScriptの基本として、コメントの書き方や定数、変数、関数、条件分岐、ループなどをまとめた記事です。

演算子

■四則演算子

記号内容
+足し算
引き算
*掛け算
/割り算
%割り算の余り
**べき乗(2**4 =>2の4乗)

 

■比較演算子

記号trueになる条件
==左辺と右辺の値が等しい
===左辺と右辺の値が等しく、データ型も同じ
!=左辺と右辺の値が異なる
!==左辺と右辺の値が異なる、またはデータ型が異なる
>左辺が右辺より大きい
>=左辺が右辺以上
<左辺が右辺より小さい
<=左辺が右辺以下

 

■論理演算子

記号内容
&&AND。(条件1 && 条件2)
||OR。(条件1 || 条件2)
!NOT。(!条件1)

「()」で式を囲むことで、条件を評価する順番を指定できます。

 

■3項演算子

3項演算子は「?」と「:」で区切り、以下のように書きます。

条件 ? Trueのときの処理 : Falseのとき処理;

関数

関数は以下のように定義し、呼び出します。

//定義
function 関数名(引数){
  ~処理~
  return 戻り値
}

//呼び出し(関数の戻り値を変数aに代入しています)
let a = 関数名(引数);

 

以下は三角形の面積を求める関数です。

//定義
function calcArea(height, width = 3){
  let area = height * width / 2;
  return area;
}

//呼び出し
console.log(calcArea(3,6));

※calcArea(height, width=3)の「width=3」は引数の初期値です。
 関数に引数を渡さなくても初期値を使って処理してくれます。

条件分岐

■if文

if(条件1){
  ~条件1がtrueの時の処理~
}else if(条件2){
 ~条件1がfalseで条件2がtrueの時の処理~
}else{
  ~条件1も条件2もfalseの時の処理~
}

 

■switch文

switch(変数){
    case 値1:
        ~変数の値が値1の時の処理~
        break;
    case 値2:
        ~変数の値が値2の時の処理~
        break;
    default:
        ~変数の値が値1,値2でない時の処理~
}

ループ

■while文

while文は条件式がtrueの間繰り返す処理です。

while (条件) {
    ~処理~
}

 

■for文

for文は指定した回数繰り返します。

for (初期値; 条件; 増分) {
    ~処理~
}

例)

for (let i = 0; i < 10; i++){
  console.log(i);

}

 

■foreach

配列のループです。配列の要素の分だけループを繰り返します。

let items = [1, 2, 3];
items.forEach(item => {
    ~処理~
});

 

■for…in文

連想配列(オブジェクト)のループです。連想配列の要素の数だけループします。

let items = {
    "a": 1,
    "b": 2,
    "c": 3
};

for (let key in items) {
    console.log(`key:${key}, value:${items[key]}`);
}

 

■continue、break

ループの途中で次のループに移ったり、ループを抜けたくなることもあるかと思います。

その時に使うのがcontinueとbreakです。

continue:次のループに移る
break:ループを抜ける

次のように使います。

for (let i = 0; i < 10; i++){
  if(i == 3){ continue; }
  console.log(i);
}

おわりに

JavaScritpの基本をまとめているページがありましたので、リンクを載せておきます。

https://jsprimer.net/basic/