2024.02.21
【C#】Selenium導入

Image by Simon from Pixabay

動作確認した環境

OS:Windows11 Home
Visual Studio Code(プラグイン:C# Dev Kit)
.NET8.0

※WSLを使おうとするとchromedriverとの連携が大変らしいので、今回はWindowsでseleniumを試しました。

Seleniumの導入

C#のプロジェクトを既に作成済みなら、Seleniumはパッケージを1つインストールするだけで簡単に導入できます。

■Seleniumのインストール

c#のプロジェクトのルートで以下コマンドを打ちます。

dotnet add package Selenium.WebDriver

 

Selenium導入の手順は以上です。

「/obj/project.assets.json」ファイルに以下のように追記されていればインストールできています。

{
  "version": 3,
  "targets": {
    "net8.0": {
      ~~省略~~
      "Selenium.WebDriver/4.17.0": {
        "type": "package",
        "dependencies": {
          "Newtonsoft.Json": "13.0.1"
        },
   ~~省略~~

 

Selenium公式にも手順が記載されているので、参考にリンクを載せておきます。

https://www.selenium.dev/ja/documentation/webdriver/getting_started/install_library/

Seleniumを試す

簡単に動作確認をします。

Program.csに以下を記述してください。

//ドライバーの生成(Chromeの場合)
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Chrome;
IWebDriver driver = new ChromeDriver();

//ドライバーの生成(Edgeの場合)
//using OpenQA.Selenium;
//using OpenQA.Selenium.Edge;
//IWebDriver driver = new EdgeDriver();


//検索エンジンを開く
driver.Navigate().GoToUrl("https://www.google.co.jp/");

//検索ワード入力
driver.FindElement(By.Name("q")).SendKeys("検索ワード");

//Enterキーで画面遷移
driver.FindElement(By.Name("q")).SendKeys(Keys.Enter);

ドライバーの生成の箇所については、Chrome、Edgeのどちらかインストール済みのブラウザをお使いください。

 

コードを書いたら、Program.csをアクティブにして、F5キーで実行してみてください。

実行までに数十秒のラグがありますが、ブラウザが立ち上がり、自動で操作されれば成功です。

 

Seleniumの導入については以上です。